昨日、13日に日比谷図書文化館に行ってきました。
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お目当ては、22世紀先端研究セミナー

テーマは『クライオ電子顕微鏡の基本原理と飛躍する可能性』という事で、今年のノーベル化学賞を受賞したテーマについて、実際の機器を販売する会社の代表と最先端研究者から説明していただけるという豪華なセミナーです。参加費が1000円かかります。
第16回目は2017年度ノーベル化学賞を受賞した『溶液中の生体分子を高分解能で構造決定できるクライオ電子顕微鏡の開発』を駆使して、通常の電子顕微鏡では観察が不可能であった生体試料の分子レベル構造解析研究を牽引しておられます吉川教授とクライオ電子顕微鏡を日本国内に数多く納入されている藤井社長にご登壇いただきます。

主催は、理科研という科学製品の販売会社が展開する22世紀先端研究セミナーです。
フェイスブックページもありました。(こちら
健康科学の最先端の研究について知見を深め、産・官・学の研究交流を図ることを目的として、セミナーを開催しております。

このセミナーは、毎月のように開催されているようで、今回はさらに2日連続で東京と名古屋での開催です。
名古屋は今日開催ですね。

参加費が無料じゃないのは却って良いかもしれません。ドタキャンがなくなりやすいですし、真剣味が出ますからね。この日も60人以上の方で会場はいっぱいでした。

講演内容について詳しくレポートしませんが、お二人の講演内容は平易な言葉でわかりやすく、研究の歴史、ブレークスルー、今後の目標などが、機器メーカーの視点と研究者の視点でそれぞれ提示され、そこに若干の違いもあって、それが余計に注目を集める分野であることを際立たせ、リアルに伝わってきました。

それにしても電子顕微鏡って高いですね。数億円の買い物です。
だからこそ、そのデータを共有して、より高い精度の成果を出せるようなネットワーク作り(藤井社長の言う民主化であり、吉川教授が紹介していたbindsであり)という提案があったことには共感しました。

囲い込んで突出した成果が出せる時代は終わって、データを取る人と、それを解析する人が別に存在する時代になっていくのではないか、それが人類全体の幸福に繋がれば良いのではないかというようなことを考え得つつ帰りました。