第3回は保険と年金のことです。

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これまでの2回は以下の通り。

新宿における退職後の手続き:その1:事前準備編


新宿における退職後の手続き:その2:「離職票」と「社会保険資格喪失連絡票」編


離職票も届いたので、14日に朝8時30分から空いている新宿区役所に行きました。
9時前に空いているんですから、区役所は結構真面目です。
新宿区役所本庁舎の4階に保険課と年金課は並んであるので、連続して手続きするつもりで行きましょう。

保険の方は、番号表を機械からとって番号を呼ばれるのを待ちます。私は一番だったのですが、番号表を取るように言われました。
保険の切り替えには、扶養家族がいない場合は離職票で大丈夫。
ですが、扶養家族がある方は社会保険の資格喪失証明書が必要ですので前職から取り寄せてください(詳しくは第2回で書いてます)。

この時必要なのは、マイナンバーカード。
写真付きのマイナンバーカードを作っていない場合は通知カードと顔写真付きの本人確認用の証明書(一般的には運転免許証でOK)が必要です。
これは忘れがちですので、必ず持って行きましょう。

健康保険については、社会保険の継続(2年間)で行くか、国民健康保険への切り替えのどちらにするかという選択が必要です。
どちらが得かというのは、ケースバイケースだそうですが、私は、社会保険の金額が上限いっぱい(28000円/月)でもあり、継続の方が安いかもしれないのですが、国保は支払い減免などの制度もあるので、今後就職するのかどうかもわかりませんし、いろいろな余地を残しておきたくて、国保に切り替えることにしたわけです。
減免などについて相談したところ、保険料の金額が決まって請求が来てからでも遅くないのではないかということなので、金額を見てから手続きをすることにしました。
こちらのサイトでは、最初に手続きをしているので、離職票をハローワークで手放す前にとすすめてますが、保険の金額がわかる後に手続きする分には、雇用保険受給資格証をもらってからでも遅くないので、私はそちらの手続きにしてみることにしました)

ここで手続きが済むと、その場で国民健康保険証が渡されます。プラスチックとかじゃなくて紙なのでちゃっちい感じもしますが、カバーも一緒にくれますので、それに入れて厳重に財布にしまいます。これで病院に行けます。


保険が済んだので、今度は年金です。
年金の方は順番札がありません。相談者数が違うんでしょうね。
こちらは、年金手帳(会社から返却されました。自分で保管している方もいるかもしれませんが、私は就職時に所属先に預けるように言われたので、向こうが持っていました)と離職票、運転免許証、マイナンバーカードなどを提出し、書類を書いて印鑑を押すと思って印鑑を持って行きました。結果としては、印鑑は自署の場合必要ないということでした。印鑑離れは進んでいけばいいのにねえ。

これもその場で切り替え手続きは済んで、支払いの減免などは、請求が来てからもう一度相談に来ることにしました。

感想としては、どちらも区役所の方の応接が丁寧で、非常にスムーズに進んだことに感心しました。
役所といえば、つっけんどんな応接で有名ですが、全くそんなことはなかったです。
また、朝一番の空いている時間帯に行ったのも良かったかもしれません。また14日はお盆期間中で、こうした手続きをする人も少なかったのも良かったかもしれませんね。

何れにしても、これで年金と保険の切り替えが済んだので、ハローワークに行って雇用保険の申請に向かいます。
実は、ここでちょっとした事件がありましたが、それは続きの方で。