昨日、映像のプレスリリースという記事を書いたけど、
その話を、昨日の昼飯を一緒に食べたPR会社の人に話してみた。

すると、IT関係は、プレスリリースの配信先がメールなのが9割でも、
新聞記者や雑誌社だと、部署によっては、
半分ファックス、4分の1郵便ということもあるから、
メール配信だけしか使えない手はどうかなあ、といわれる。

確かに、私の経験でも、
未だにメールで連絡が取れない人の筆頭は新聞記者だったりする。
取材に出かけていることが多くて、
デスクのパソコンを見ないからといわれるのだが、
そういう発想がすでに、かなり遅れている、
というか、メールが大事だと思っていない。

携帯に転送するとか、出先で見られるようにG-mailに転送してあるとか、
手はいろいろあるはずだけど、
堂々とパソコンがわからないと言い張る。

それって、恥ずかしいことじゃないですかね?

同様に、科学はわからないと胸を張って言う経済学者というのも、心底胡散臭い。

経済の動向に、いま一番関わっているのは科学じゃないんですかね?
金融と数学なんていう以前に、工業の発達と科学とは切っても切り離せないわけで、
経済動向を左右する科学の発見を評価できなくて、経済がわかるんでしょうか?

話がずれました。

成功体験は、人の進歩を遅らせるものですが、
その際たるものが、現在、テレビと新聞かもしれません。
さらに、そのテレビと新聞を側面から支えてきた大手代理店とか。

そこには、インターネットの進歩に目を背ける傾向が無いでしょうか、
もしくはわからないことを恥じずに済ませている傾向とか。

それでは、「明日の広告」はつくれませんね。